訪問看護師として働き始めるとき、「何を持っていけばいいのか」「自分で何を用意すればいいのか」は、多くの方が抱く疑問です。病棟勤務と違い、訪問看護は必要なものを鞄に詰めて利用者宅を回る仕事です。持ち物の準備が、訪問の効率や安全、そして自分の働きやすさを大きく左右します。
この記事では、訪問看護師の持ち物・必需品を、訪問バッグの選び方から、基本の医療グッズ、記録用品、季節別のアイテム、あると差がつくグッズまで網羅的に解説します。さらに、新人・転職者が特に知りたい「事業所から貸与されるものと自分で用意するものの切り分け」や「最初に何から揃えるべきか」も詳しくお伝えします。これから訪問看護を始める方も、持ち物を見直したい方も、ぜひ参考にしてください。
訪問看護師の持ち物を知る前に
具体的な持ち物を見る前に、訪問看護ならではの持ち物の考え方を押さえておきましょう。病棟勤務とは前提が異なります。
病棟と違い「持ち運ぶ」のが訪問看護
病棟では、必要な物品は院内に揃っていて、その場で使えます。しかし訪問看護は、利用者の自宅という「物品が揃っていない場所」でケアを行うため、必要なものを自分で持ち運ぶ必要があります。この「持ち運ぶ」という点が、訪問看護の持ち物を考えるうえでの大前提です。忘れ物があると、その場で対応できず、利用者に迷惑をかけてしまうこともあります。
事業所からの貸与と自己準備がある
訪問看護師の持ち物には、事業所から貸与されるものと、自分で用意するものがあります。どこまでが貸与で、何を自分で準備するかは、事業所によって異なります。この切り分けを理解しておかないと、「自分で買うべきものを買っていなかった」「貸与されるのに買ってしまった」といった行き違いが起こります。後ほど詳しく解説します。
何を持つかで訪問の効率と安全が変わる
持ち物の準備は、単なる荷造りではありません。必要なものが過不足なく揃っていれば、訪問はスムーズに進み、安全なケアができます。逆に、忘れ物があったり、鞄の中が整理されていなかったりすると、訪問に時間がかかり、ケアの質にも影響します。持ち物を整えることは、質の高い訪問看護の土台なのです。
訪問バッグ(鞄)の選び方
まず、すべての持ち物を収める訪問バッグ選びから始めましょう。バッグは訪問看護師の相棒ともいえる大切な道具です。
たっぷり入る大容量サイズ
訪問バッグは、多くの物品を収められる大容量サイズを選びましょう。バイタル測定グッズ、消耗品、記録端末など、持ち物は意外と多くなります。容量が足りないと、必要なものを持ちきれず困ることになります。ある程度余裕のある大きさを選んでおくと、安心して物品を収められます。
中身を整理しやすい仕切り・ポーチ
バッグの中身を整理しやすいよう、仕切りが多いものや、ポーチで小分けできるものが便利です。必要なものをすぐ取り出せるよう整理しておくと、訪問先でもたつくことがありません。バイタルグッズ、消耗品、事務用品などをポーチで分けておくと、探す手間が省けて効率的です。
衛生的に保てる素材
訪問看護のバッグは、衛生的に保てる素材を選ぶことも大切です。汚れても拭き取れる素材や、洗える素材だと、清潔に保ちやすくなります。医療に関わる仕事だからこそ、バッグ自体を清潔に保つ意識が求められます。床に直接置くことも多いため、汚れに強い素材が重宝します。
移動手段に合った形(リュック・トート)
移動手段に合わせて、バッグの形を選ぶこともポイントです。自転車や徒歩での移動が多いなら、両手が空くリュックタイプが便利です。車での移動が中心なら、出し入れしやすいトートタイプも選択肢になります。自分の働き方や移動手段に合った形を選ぶと、日々の負担が軽くなります。
基本の医療・バイタル測定グッズ
ここからは、具体的な持ち物を見ていきましょう。まずは、どの訪問でも使う基本の医療・バイタル測定グッズです。
聴診器
呼吸音や心音、腸の動きなどを確認するための聴診器は、訪問看護師の基本的な道具です。利用者の状態を把握するために欠かせません。自分の耳に合った、聞き取りやすいものを選ぶと、日々の観察がしやすくなります。
血圧計
血圧を測定するための血圧計も必需品です。訪問看護では、手動式の血圧計を使うことも多くあります。利用者の状態を正確に把握するために、使い慣れたものを用意しておくとよいでしょう。電池式のものは、予備の電池も忘れずに準備しておくと安心です。
パルスオキシメーター
血液中の酸素の状態(酸素飽和度)や脈拍を測定するパルスオキシメーターも、重要な測定グッズです。指先に挟むだけで測定でき、呼吸状態の観察に役立ちます。特に、呼吸器系の疾患がある利用者のケアでは欠かせないアイテムです。
体温計
体温を測定する体温計も基本の持ち物です。近年は、短時間で測定できるものや、非接触式のものもあります。感染対策の観点からも、衛生的に使える体温計を用意しておくとよいでしょう。利用者ごとに清潔に使えるよう配慮が必要です。
ペンライト
瞳孔の反応を確認したり、口腔内や傷の状態を観察したりする際に使うペンライトも、持っておくと便利です。小さなアイテムですが、細かい観察の場面で役立ちます。鞄の中で見つけやすい場所に入れておくとよいでしょう。
医療消耗品・処置用具
ケアや処置に使う消耗品も、訪問看護には欠かせません。訪問内容に応じて必要なものを準備します。
手袋・マスク・エプロン
使い捨ての手袋、マスク、エプロンは、ケアや処置の基本となる消耗品です。感染対策のためにも、これらは十分な量を持っておく必要があります。1日に複数の利用者を訪問するため、訪問件数に見合った数を準備しておきましょう。
消毒用アルコール・清浄綿
皮膚の消毒や、物品を清潔に保つための消毒用アルコールや清浄綿も必需品です。処置の前後や、器具の消毒に使います。衛生的なケアを行ううえで欠かせないアイテムです。
ガーゼ・テープ・包帯
傷の処置や、医療器具の固定に使うガーゼ、テープ、包帯なども、訪問内容に応じて準備します。創傷ケアが必要な利用者を訪問する際には、特に重要になります。必要な量を見込んで持参しましょう。
訪問内容に応じた処置用具
利用者の状態や必要なケアに応じて、さまざまな処置用具が必要になります。カテーテル関連の物品、経管栄養の用具、褥瘡ケアの物品など、その日の訪問先に必要なものを、事前に確認して準備します。訪問前に、その利用者にどんなケアが必要かを把握しておくことが、忘れ物を防ぐポイントです。
衛生・感染対策グッズ
感染対策は訪問看護の重要な要素です。自分自身と利用者を守るための衛生グッズを整えましょう。
手指消毒剤
携帯用の手指消毒剤は、訪問看護師の必需品です。訪問先で手洗いができない場合もあるため、いつでも手指を消毒できるよう持ち歩きます。利用者宅への入室時や退室時、ケアの前後など、こまめな手指消毒が感染予防の基本です。
使い捨て手袋・マスク
使い捨ての手袋やマスクは、感染対策の基本アイテムです。前述の医療消耗品と重なりますが、感染対策の観点でも十分な数を持つことが大切です。利用者ごとに交換し、清潔を保ちます。
ゴミを持ち帰る袋
ケアで出たゴミを持ち帰るための袋も、忘れずに用意しましょう。利用者宅にゴミを残さないための配慮です。特に医療系の廃棄物は、適切に持ち帰り、事業所のルールに従って処理する必要があります。
手を清潔に保つアイテム
感染対策とあわせて、自分の手を清潔かつ健康に保つことも大切です。頻繁な手洗いや消毒で手が荒れやすいため、後述するハンドクリームなども、感染対策と自己ケアの両面で役立ちます。清潔な手は、安全なケアの前提です。
記録・事務用のアイテム
訪問看護では、ケアだけでなく記録も重要な業務です。記録・事務用のアイテムも欠かせません。
タブレット・スマートフォン(記録端末)
近年の訪問看護では、タブレットやスマートフォンを使って記録を行うことが主流になっています。訪問先で記録を入力したり、利用者の情報を確認したりできるため、業務の効率化に役立ちます。これらの端末は事業所から貸与されることが多いですが、使い方に慣れておくとスムーズです。訪問看護の記録効率化については、「訪問看護の残業は多い?|実態・原因・残業が少ないステーションの見分け方を解説」もあわせてご覧ください。
筆記用具(3色ペン・消せるペン)
記録やメモに使う筆記用具も必需品です。色分けができる3色ペンや、書き直せる消せるペンがあると便利です。デジタル記録が主流になっても、手書きでメモを取る場面は残るため、使いやすい筆記用具を用意しておきましょう。
メモ帳・付箋
ちょっとした情報を書き留めるメモ帳や付箋も、あると便利なアイテムです。利用者の様子や、次回への申し送り事項などを、その場でメモしておけます。細かいことでも記録に残す習慣が、質の高いケアにつながります。
印鑑・記録用紙
事業所によっては、印鑑や紙の記録用紙が必要な場合もあります。訪問の証明や、書類への押印などに使います。何が必要かは事業所によって異なるため、入職時に確認しておきましょう。
移動・訪問に役立つグッズ
利用者宅を回る訪問看護では、移動や訪問先での快適さを支えるグッズも役立ちます。
室内用スリッパ・靴下
利用者宅に上がる際に使う、携帯用のスリッパや、替えの靴下があると便利です。何軒も訪問する訪問看護では、清潔な足元を保つ配慮が求められます。持ち運びしやすい薄手のスリッパを用意している看護師も多くいます。
折りたたみ傘・レインコート
天候に左右される訪問看護では、折りたたみ傘やレインコートが欠かせません。特に自転車移動の場合、雨の日はレインコートがあると両手が空いて安全です。急な雨に備えて、常に鞄に入れておくと安心です。
モバイルバッテリー
記録端末やスマートフォンの充電が切れると、業務に支障が出ます。モバイルバッテリーを持っておくと、外出先でも充電でき安心です。1日に何件も訪問し、端末を使い続けると、バッテリーの消耗も早くなります。予備の電源は心強い味方です。
地図・スケジュールの確認手段
訪問先への道順や、1日のスケジュールを確認する手段も必要です。スマートフォンの地図アプリや、事業所から共有されるスケジュールを活用します。初めて訪問する利用者宅への道順は、事前に確認しておくと、迷わずスムーズに訪問できます。訪問看護師の1日の流れについては、「訪問看護師の一日のスケジュール|訪問件数・移動・オンコールの実態を徹底解説」もあわせてご覧ください。
訪問内容によって加わる持ち物
基本の持ち物に加えて、訪問の内容によっては特別な持ち物が必要になります。その日の訪問先に応じて準備しましょう。
入浴介助が必要な場合
入浴介助を行う訪問では、それに応じた持ち物が加わります。汚れてもよい服装や、エプロン、着替え、タオルなどを準備することもあります。入浴介助は体力を使い、濡れることも多いため、それに備えた準備が必要です。事業所の方針に応じて、必要なものを揃えましょう。
リハビリを行う場合
リハビリ職(理学療法士・作業療法士など)が訪問する場合や、リハビリ的な関わりを行う場合には、それに応じた持ち物が加わることがあります。動きやすい服装や、リハビリに使う道具などです。リハビリの内容に応じて、必要なものを準備します。
医療的ケアが多い利用者の場合
医療依存度の高い利用者を訪問する場合は、その状態に応じた医療処置の物品が必要になります。人工呼吸器の管理、経管栄養、点滴、褥瘡ケアなど、必要なケアに応じた物品を、忘れずに準備します。訪問前に、その利用者に必要なケアを確認し、過不足なく持参することが大切です。
季節・天候別の持ち物
訪問看護は屋外の移動を伴うため、季節や天候に応じた持ち物の工夫も欠かせません。快適に、安全に働くための備えです。
夏(暑さ・熱中症対策)
夏は、暑さと熱中症への対策が欠かせません。水分補給のための飲み物、汗を拭くタオル、日よけの帽子や日傘、冷却グッズなどを準備しましょう。屋外を移動し続ける訪問看護師にとって、夏の暑さは大きな負担になります。自分の体調を守る備えが大切です。夏場は特に、移動中の熱中症に十分注意しましょう。
冬(寒さ対策)
冬は、寒さ対策の持ち物が必要になります。防寒着や手袋、カイロなどで、移動中の寒さから身を守ります。ただし、利用者宅ではケアがしやすいよう、着脱しやすい服装が求められます。移動時とケア時の温度差に対応できる工夫が大切です。
雨の日
雨の日は、折りたたみ傘やレインコートに加えて、記録端末や物品を濡らさないための防水対策も必要です。鞄が濡れないようカバーを用意したり、大切な物品を防水の袋に入れたりする工夫があると安心です。雨の日の移動は滑りやすくもあるため、足元にも注意しましょう。
花粉・感染症の流行期
花粉の季節や、感染症が流行する時期には、それに応じた備えが必要です。マスクを多めに持つ、花粉対策のグッズを用意するなど、時期に応じた準備をします。特に感染症の流行期は、自分が感染源にならないよう、そして自分を守るよう、感染対策を徹底することが求められます。
あると安心・差がつくグッズ
必須ではありませんが、あると安心だったり、仕事がしやすくなったりするグッズもあります。ベテランならではの工夫を紹介します。
携帯用ハンドクリーム
頻繁な手洗いや消毒で手が荒れやすい訪問看護師にとって、携帯用のハンドクリームは心強い味方です。手荒れは、痛みだけでなく、そこから感染するリスクにもつながります。こまめにケアして、手を健康に保ちましょう。
予備の消耗品
手袋やマスク、消毒剤などの消耗品は、予備を多めに持っておくと安心です。予想外に多く使う日や、追加の対応が必要になったときに、予備があると慌てずに済みます。「足りなくなって困る」を防ぐための備えです。
防災・BCPに備えたもの
訪問中に災害が起きる可能性も考え、防災に備えたものを持っておくと安心です。地域の防災情報や、事業所の事業継続計画(BCP)を把握しておくこと、簡単な防災グッズを備えておくことも、いざというときに役立ちます。訪問看護師は屋外で活動することが多いため、災害への備えも大切です。
ベテランならではの工夫
経験を積んだ訪問看護師は、それぞれ自分なりの工夫を持っています。物品の配置を工夫して取り出しやすくする、よく使うものをすぐ手の届く場所に入れる、季節に応じて中身を入れ替えるなど、効率よく安全に働くための工夫です。働きながら、自分に合ったスタイルを見つけていくとよいでしょう。
事業所の貸与と自己準備の切り分け
新人・転職者が特に知りたいのが、「何が貸与され、何を自分で用意するのか」です。この切り分けを解説します。
事業所から貸与されることが多いもの
記録端末(タブレット・スマートフォン)、訪問バッグ、消耗品(手袋・マスク・消毒剤など)、処置に使う医療物品などは、事業所から貸与・支給されることが多いものです。これらは事業所の備品として管理されていることが多く、個人で購入する必要がない場合がほとんどです。ただし、事業所によって方針は異なります。
自分で用意することが多いもの
一方、聴診器などの個人で使う道具、筆記用具、携帯用のスリッパ、天候対策グッズ、ハンドクリームなどの自己ケア用品は、自分で用意することが多いものです。特に聴診器は、自分の耳に合ったものを長く使う看護師も多く、こだわりを持って選ぶ人もいます。
入職前に事業所に確認する
貸与と自己準備の切り分けは、事業所によって異なります。そのため、入職前や入職時に、「何が貸与され、何を自分で用意すればよいか」を事業所に確認することが確実です。確認しておけば、無駄な買い物を避けられ、必要なものを漏れなく準備できます。遠慮せずに尋ねましょう。
新人が最初に揃えるべきもの
これから訪問看護を始める新人の方に向けて、最初に揃えるべきものと、その優先順位をお伝えします。
まずは基本のバイタルセットから
最初に揃えたいのは、聴診器などの基本のバイタル測定グッズです。これらは日々使う基本の道具であり、自分で用意することが多いものです。ただし、事業所から貸与される場合もあるため、購入前に確認しましょう。使い慣れた自分の道具があると、安心して業務に臨めます。
消耗品は事業所の方針を確認
手袋やマスクなどの消耗品は、多くの場合、事業所から支給されます。そのため、自分で買い揃える前に、事業所の方針を確認しましょう。個人で用意する必要があるのか、支給されるのかを確認してから準備すれば、無駄がありません。
少しずつ自分仕様に整えていく
最初からすべてを完璧に揃える必要はありません。働きながら、自分に必要なものや、あると便利なものが分かってきます。先輩看護師の持ち物を参考にしたり、実際に困った経験から必要なものを買い足したりして、少しずつ自分仕様に整えていけばよいのです。焦らず、経験を通じて自分のスタイルを作っていきましょう。同行訪問を通じて学ぶこともできます。詳しくは「訪問看護はブランクがあっても復職できる?|不安の解消法と失敗しない職場選びを徹底解説」もあわせてご覧ください。
よくある質問
持ち物は全部自分で買うのですか?
いいえ、すべてを自分で買うわけではありません。記録端末、訪問バッグ、消耗品、医療物品などは、事業所から貸与・支給されることが多いです。一方、聴診器や筆記用具、自己ケア用品などは、自分で用意することが多いものです。何が貸与され、何を自分で用意するかは事業所によって異なるため、入職時に確認しましょう。
訪問バッグは何を選べばよいですか?
たっぷり入る大容量で、中身を整理しやすく、衛生的に保てる素材のものがおすすめです。また、移動手段に合わせて、リュックタイプかトートタイプかを選ぶとよいでしょう。自転車や徒歩移動が多いなら、両手が空くリュックが便利です。ただし、事業所から貸与される場合もあるため、確認してから購入しましょう。
最初に買うべきものは何ですか?
まずは聴診器などの基本のバイタル測定グッズです。ただし、これらも事業所から貸与される場合があるため、購入前に確認することをおすすめします。消耗品は事業所から支給されることが多いので、自分で買い揃える前に方針を確認しましょう。最初からすべてを揃えず、必要に応じて買い足していくのが賢明です。
スマートフォンやタブレットは必要ですか?
近年の訪問看護では、記録や情報共有にスマートフォンやタブレットを使うことが主流です。これらの端末は、多くの場合、事業所から貸与されます。個人のスマートフォンを業務に使うかどうかは事業所の方針によるため、確認しておきましょう。端末の操作に慣れておくと、業務がスムーズになります。
季節で持ち物は変わりますか?
変わります。夏は熱中症対策の水分補給グッズや冷却グッズ、冬は防寒具やカイロ、雨の日はレインコートや防水対策など、季節・天候に応じた持ち物が必要です。訪問看護は屋外の移動を伴うため、季節に合わせて持ち物を調整することが、快適かつ安全に働くために大切です。
まとめ
訪問看護師の持ち物は、訪問バッグ、基本の医療・バイタル測定グッズ(聴診器・血圧計・パルスオキシメーター・体温計・ペンライト)、医療消耗品、衛生・感染対策グッズ、記録・事務用品、移動に役立つグッズなど、多岐にわたります。さらに、訪問内容や季節・天候によって、必要な持ち物は変わります。これらを過不足なく準備することが、効率的で安全な訪問看護の土台になります。
新人・転職者の方が特に押さえておきたいのは、「事業所から貸与されるものと、自分で用意するものの切り分け」です。記録端末や消耗品、医療物品は事業所から支給されることが多く、聴診器や自己ケア用品は自分で用意することが多いですが、事業所によって方針は異なります。最初からすべてを完璧に揃える必要はありません。入職時に事業所に確認し、まずは基本の道具から揃え、働きながら少しずつ自分に合った持ち物を整えていきましょう。しっかり準備を整えて、安心して訪問看護の一歩を踏み出してください。
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